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南米の山中で育まれた神秘のキノコ「アガリクス・ブラゼイ」
アガリクスという呼び名はハラタケ属のキノコの総称で、単独でアガリクス茸という名のキノコが存在するわけではありません。
一般的に健康食品として流通しているアガリクスは、学名「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」というキノコ。和名は「ヒメマツタケ」と呼ばれています。
また、同じアガリクス・ブラゼイ・ムリル (以下アガリクス・ブラゼイ) でも栽培方法、産地によって成分は大きく違います。
サン・クロレラが使用しているアガリクス・ブラゼイの原産地は、ブラジルの山岳地帯ピエターデ地方です。
日本に紹介されたのは1965年。ブラジル在住の日本人がサンパウロ近郊の山中で自生しているものを発見し、キノコの専門家である岩出亥之助博士のもとに送られてきたのがはじまりでした。
その後、アガリクス・ブラゼイの子実体には健康保持に役立つ「β-(1→3)-D-グルカン」や「β-(1→6)-D-グルカン」のタンパク質複合体と核酸が、菌糸体にはマンナン多糖が含まれていることが分かってきました。さらに、ビタミン、ミネラルなど健康維持に必要な成分を豊富に含んでいることも解明されました。
なかでもアガリクス・ブラゼイの多糖体であるβ-(1→6)-D-グルカンは、多くのタンパク質と結合するという特徴があります。多糖体はタンパク質と結合することによって、消化管から体内への吸収が良くなり、そのまま食べた場合はもちろん、煎じて飲んでも吸収されます。この特徴を持たないほかのキノコの多糖体、例えばシイタケの多糖体は食べたり飲んだりしても吸収されません。
サン・クロレラでは、200種類以上もあるアガリクスの中でも特にβ-(1-6)-D-グルカンの含有量が多いとされる、希少な「アガリクス・ブラゼイ・ムリル(ヒメマツタケ)岩出101株」のみを使用しています。